平成27年9月2日(№6831) 安保反対運動の恥

安保反対運動の恥

8月30日の国会周辺は安全保障関連法案に反対する市民団体で溢れた。戦争反対、徴兵制反対などプラカードやノボリを振り回す群衆は、開戦前夜のような喧騒に満ちた異様な光景だった。平和運動というがそんな穏やかなものではなかった。主催者は集まった群衆を12万人と発表し、車道を占拠していた面々は歓声をあげた。一方、警視庁は3万人と発表。

 

デモは民主党岡田代表や野党の幹部、大学の教授、文化人、学生のグループが集まって開かれたが、戦争や徴兵制に反対する平和運動とは異質のものだった。重要な政策のことだから反対があってもいい。反対が政治をよくする場合だてある。しかし、一国の首相をバカ呼ばわりしながら騒動する群衆は恥ずかしい。山口二郎・法政大学教授の暴言は信じられない。

 

「安倍は人間じゃない。叩き切ってやる」と山口教授はマイク片手に絶叫した。懐かしいテレビドラマの中で中村錦之助の決め台詞となった言葉である。「安倍に言いたい。お前は人間じゃない。叩き切ってやる。民主主義の仕組みを使って叩き切ろう」などと呼びかけた。心ある国民は著名な大学教授の暴言をなんと聞いたか。一緒に叫んだ岡田代表も同罪だ。

 

言葉の暴力を平気で使える人は少なくとも平和を語る資格はない。反対は構わないが、反対する表現は少なくとも人間の尊厳を傷つけてはならない。反対陣営の人たちも一緒に叫んだのはなぜだろう。新聞も問題視しないのは何故なのか。反安保運動の人たちは言葉の暴力を容認したばかりか、エセ文化人やエセ政治家も平和運動の誇りを捨ててしまった。恥 !

 

岡田さんが学生や文化人の尻馬に乗っていたが、一党の代表としては恥ずかしい行いだ。政治家は別の方法があるだろう。

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