平成27年9月26日(№6855) 少数派の横暴

少数派の横暴

今回の安全保障関連法案の審議では国会議員のアホさ加減を存分に見せてもらった。とりわけ野党の皆さんが見せてくれたパフォーマンスは世界に恥を晒した。委員会開催の阻止、委員長不信任動議、福島、山本両氏の長時間演説、首相・閣僚への問責決議、山本氏の一人牛歩戦術など、法案の可決成立まで野党は「あらゆる手段」を講じた。でも実らなかった。

 

安倍内閣は2012年の衆院選、2013年の参院選、2014年の衆院選における国政選挙に3連勝し、国民の信頼を受けた。民主党はじめ各野党は共産党を除いて惨敗した。国会では多数の議席を持つ政党の言い分が通る。その法案が良くても悪くても、民主主義では多数決が最後の決め手となる。仮にデモなどで廃案になれば、議会制民主主義の破壊である。

 

デモなどで何を叫ぼうが勝手である。しかし、野党第一党の代表が「大衆の力を借りて廃案に追い込む」というのは、少数派の横暴ではないか。「国会だけが民主主義ではない」という言い方で圧力をかけるのは「民主的正当」はないと考えられる。「戦争は嫌だ」「命を守れ」「徴兵制反対「戦争法案絶対反対」「今すぐ廃案」と叫んだところで何の役にも立たない。

 

結局、民主党らが安保法制を悪法と考えるなら、廃案にするのは簡単だ。政権を取ればいいだけ。選挙で有権者に支持され多数の議席を獲得すれば可能である。民主党はデモをする暇があったら、あらゆる民主的な手段で国民の支持を得ることだ。民主主義の日本ではそれ以外、主張を通す方法はない。安倍政権は堂々たる民主的手段で安保関連法を成立させた。

 

このままで推移すれば、次の選挙では共産党が議席を増やし、もしかしたら、民主党も維新の党も壊滅するのではないか。

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