平成28年3月26日(№6966) 手前勝手な思い込み

手前勝手な思い込み

去る3月19日に親子農業体験塾「志路竹の子学園」の閉園をした。平成16年以来、12期に亘って運営した自分なりに思い入れの深い活動であっただけに断腸の思いである。この活動がどの程度世のお役にたったのか、多少の自負があっただけに世に問うてみたかった。地元の過疎集落の高齢者たちは歓迎してくれたが、肉体的な衰えもあって最後は離れた。

 

地主の佐伯成人さん夫妻はどんなときも手を抜かずに支えてくれた。「人生講座」から支えてくれたサポーターみなさんはお別れ会まで助けてくださった。会社もお荷物であったろうに応援してくれた。塾生やファミリーたちは別れが寂しそうだった。役所は自主自立のこうした活動には冷たい。それでも最後には表彰状を授与してくれた。前任者次第である。

 

文科省が主催する青少年育成活動には二度応募したが、凄い活動がたくさんありいずれも落選した。がっかりしたのは地元のメティアである。新聞、テレビ、週刊誌など28社ほどのメディアがある。かつてはテレビの特集番組に取り上げられたこともあり、もしかしたら十二年の歴史を評価してくれるかもしれないと思いすべてのメディアに案内した。

 

反応は一社もなかった。①子どもの教育、②過疎の活性化、③高齢者の生きがい、④都市と農村の交流を掲げてスタートしたが、子どもたちやファミリーの参加状態からニュースバリューはあると判断していた。メディアの反応がないと無価値とは言えないが、無視はがっかりさせられる。なによりも厳しい批判は無視である。物の見方や考え方が違うのだろう。

 

メディアの反応をうかがう態度はよろしくない。いいものであれば向こうから寄ってくる。反応を期待するから腹が立つのである。手前勝手な思い込みは止めることにした。

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