平成28年8月27日(№7073) リオがオリンピックで沸く

リオがオリンピックで沸く

リオには24時間かけて3度も訪問している。オリンピックの期間中は入院していたから、猛暑を逃れて冷房の中で隅々まで楽しませてもらった。リオと日本の時差は12時間だからしばしば錯覚を起こした。3度とも掃除活動の支援に訪問したが、極めて危うい日々にはヒヤリとする場面が多かった。小さな事件はあったが、概ねスポーツの熱気が吹き飛ばした。

 

日本は健闘し金12個、銀8個、銅21個、計41個も獲得した。土管からマリオに扮した安倍晋三首相のサプライズも大観衆の喝采を浴びた。小池百合子都知事は勝負服という清らかな着物姿で「フラッグハンドオーバーセレモニー」を恙なく終えた。金色の帯もお見事だった。リオ五輪は「安心、安全、確実」ではなかったかもしれないが、無事平穏だった。

 

2020年は「東京五輪」となる。競技面の成功は華やかに伝えられるが、運営面では治安維持に8万8千人の軍隊が動員されるなど切迫感があった。東京ではリオ以上に世界に衝撃をもたらしたロシアの薬物汚染、テロとの戦いなどが加わり五輪は大きく変質しようとしている。そのなかで選手たちを如何に輝かせるか、選手の強化と共に大きな課題となる。

 

リオから東京へは世代交代がすべての競技に必要だ。吉田、伊調、福原、内村などの金メダリストはいない。橋本団長は33すべての競技にメダルを、丸川五輪大臣は30の金メダルを目標としたが、具体的にどうするのかは明示していない。発破をかけるのはよいが、軽口は全体に悪影響を及ぼす。4年はもうすぐだ。すべての面に急ピッチの整備が必要だ。

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