平成28年9月18日(№7095) 政(まつりごと)の怪

政(まつりごと)の怪

東京都の小池知事はパラリンピックの閉会式に参加するためリオデジャネィロに飛んでいるが、伏魔殿の都政から怪しい情報が噴出している。石原さんはとぼけて言い訳しているが、記者会見でコンクリートの箱を積めば早くて安く済むと発言している。少なくとも公式の記者会見の発言は、都政に対する影響が大きい。真実は分からないが、きちんとしてほしい。

 

都知事選挙の最中に小池さんは「安全性の確認、使い勝手の問題など都民の納得を得るために立ち止まって考えるべきだ」と訴えていたが、まさかここまで重大事になるとは予測していなかったろう。11月7日の引っ越しは延期になった。来年の2月も盛り土問題が出て難しくなった。汚染土壌の予定されていた盛り土が、新市場の建物の下にはなかった。

 

小池さんは都庁幹部らに「信頼が崩れた」「重要な局面」「なぜこうなったか」と主張。もはや短期間の延期ではなく、新たな調査、信頼回復、場合によっては工事のやり直しという局面になった。知事や議会の了解なく設計の変更をしたとは考えにくいが、安全性にしても費用の問題にしても、適切な情報公開がされなかったことが都庁の悪弊であり問題だ。

 

問題がここまで大きくなると小池さんが言うように「既定路線」「一度作ったのだから」などと言わず、都民の利益を第一に考え、政策の変更、都政の運営を要望したい。築地が移転しないと東京五輪の重要な輸送路になる環状2号線も工事が出来ない。この辺りの判断は小池さんの決断力次第だが、少なくともオリンピックボスたちの手玉に乗らないように…。

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