日々雑感~デイリーメッセージ~

平成28年9月4日(№7081) 民進党は万年野党

民進党は万年野党

先の参院選挙で共産党など野党と共闘した民進党は、大きな成果を得たと高い評価をしていたがそうだろうか。民進党や共産党、それに小さい社民党、生活の党などが束になって自民党に対戦したが、少なくとも憲法改正の発議に必要な三分の二の議席を改選勢力に与えたことは、戦後最悪の大惨敗を喫したことに間違いはなかろう。民進党は万年野党になった。

 

民進党は民主党時代の政権運営で「普天間基地移設問題」や「尖閣諸島沖の日本領海に侵入した中国漁船と海上保安庁巡視船の衝突事故」で難しい外交問題に直面し、誤った判断をし日本を危機に陥れた経験を持つ。民主党議員の中にも多くの批判があったが、この人たちが共産党との選挙協力は野合だと言っている。民進党の中には保守的な議員も少なくない。

 

9月に行われる民進党の代表選挙では、岡田代表の敷いた路線を蓮舫代行が支持して立候補している。左系の党内主流は蓮舫支持を明確にして選挙を有利に進めている。もう一人の前原元外相は「次は政権選択の選挙であり、内政や外交、安全保障などの考え方の違う党と組むのは野合だ」とのべ否定的な考え方を示している。同調する議員も少なくない。

 

どの程度の論戦が戦われるか分からないが、真っ向から対立する両勢力が手を組んで進むとは考えられない。即座に分党とはならないだろうが、少なくとも憲法に関して論議すれば尽くされることはない。いずれにしても現在の勢力では政権選択の選挙と国民が許すはずもない。しばらくは1党独裁の政治体制で安倍政治の善政を期待するしかない。