平成29年5月12日(№7331) 内向き隣国 見えぬ世界観

内向き隣国 見えぬ世界観

朴大統領を辞任に追い込んだ韓国民の情熱が、文在寅大統領を圧倒的多数で選び出した。新大統領は「親北・反日」の姿勢を明確にしている。新政権が日米韓の枠組みを放置できるとは思えないが、今の勢いではすぐに平城へ飛んで行きそうである。そんな我儘は許されない。北朝鮮の無謀な挑発をやめさせるため、日米韓の結束がとりわけ重要なときだ。

 

北朝鮮は今年に入り6度も弾道ミサイルを発射し、核実験や大陸間弾道弾の発射を強行する構えを崩していない。トランプ米大統領は軍事的圧力を強めながら、各国に働きかけ北朝鮮包囲網の構築を進めている。だが日米と連携して圧力を掛けることよりも「核か南北協力か選択しろと説得する」などと直接対話を優先させる意向のようだ。そんな事はできない。

 

新大統領は昨年7月、韓国が不法占拠する竹島に上陸し、今年1月には釜山の慰安婦像を訪れ、露骨な反日政策を韓国民に披瀝した。日韓合意の再交渉も主張しているが、合意は慰安婦問題の不可逆的決着を表明したものだ。既に約束に沿って拠出した10億円を返還するという。世界に対して「約束を守れない国」だと宣言するに等しい。もはや国家ではない。

 

大統領としては41,4%と圧倒的支持を受けたが、「共に民主党」は第1党ながら議席数は40%に届かない。どんな素晴らしい法案も60%の支持が必要だ。国力の劣る韓国は日米や中国の協力なしには成り立たない。「反日」は韓国で大衆迎合主義に容易に利用される。国民感情を利用し、国家観の条約は無視する、こんな我儘が通用するはずがない。

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