平成29年6月26日(№7376) 経営者を退いて

経営者を退いて

80歳の峠を超えて遠くから経営を見ているが、少しは真剣に考えないと頭がふやけてくる。わが身の足跡を振り返りながら、「経営」とは何をすることなのかあらためて考えた。まだ80歳で何を言っていると叱りそうな先輩が、第一線で休まず働いている人も少なくない。①企業の方向付け、②資源の最適配分、③人を動かす、の3つを飽きることなく進めること。

 

言葉の上での理解は簡単だが、経営は実践であり結果を出さなければ誰も評価はしない。それではお客様も従業員さんも社会も幸せになれない。わが社の経営理念は「幸福の一致」にある。仕事をすることでお客さま、社員さん、地域社会に余すところなく太陽が射さねばならない。そうするためには「正しい努力」と「積み重ね」が求められる。簡単ではない。

 

「正しい努力を積み重ねればそこそこうまくいく」。世の中はそのようになっている。松下幸之助翁は「人生もビジネスも自然にうまく行くようになっている」と仰る。その方法はある程度学ばねばならない。「学ぶ」とは「正しい努力」を「積み重ねる」ことだ。現場で働いているときは、土曜日も日曜日もなかった。ひたすら働いた。正しく働いたかどうかは別。

 

仕事をしているときは「幸せ」でなければならない。ただ「幸せ」とは自分で感じるもので、自己満足の世界だ。例え人を不幸にしても自分さえよければいい。「幸せ」だけでは成功とは言えない。周りの人や社会が「成功」だと評価しなければ、よく経営したとは言えない。『成功することで幸せになる』その気持ちを忘れてはならない。成功したかどうか、???

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