日々雑感~デイリーメッセージ~

平成23年11月2日(No5431)  他山の石

他山の石

土曜日は午前4時から翌午前2時までの実働22時間でやや疲れが残った。食事抜きは慣れているが、仮眠が取れないと辛い。しかも350kmの高速道運転に 事故渋滞が付録。それでも眠気など襲ってこない。滅多にない経験で体力と精神力に自信が付いた。日曜日も午前6時から午後11時まで休まなかったが、誕生日カードはぎりぎりの31日まで繰り越し。

 

地域では超優良のA医院が倒産した。初代(現理事長)はよく働かれた。感性が豊かで様々な企画で患者を獲得し、地域の信頼を得られた。経営に専念して診療は二代目院長が仕切っていたが、この人は優秀だった。事情はよく分からないが退任され新しい院長が就任された。繁盛は続いたが、少しずつ小さなことが落ちていった。「これぐらいはいいだろう」。

 

しかし、傾くときは早い。掃除が隅々まで行き届かなくなり、もう一歩の手間を無意識のうちに惜しむようになった。コミュニケーションが悪くなり、一体化が薄れていく。手間を掛けた気持ちはお客様に伝わり、満足と利益になって戻ってくる。だが、手を抜くと不満と損失に変わる。お客様には粗末にされたことがすぐ伝わる。すへて小さなことが原因だ。

 

お客様のあることが当たり前に感じられるようになると、崩落は目の前にある。「本日創業」「本日開店」の気持ちが薄れると、お客様のあることの有り難さを感じなくなる。もう一歩の手間を惜しむ病気に掛かってからではもう遅い。親しい人の悲劇は胸を締め付ける。せめて他山の石として、わが身を振り返りたい。お客様に対する感謝・感動を持ち続けたい。