日々雑感~デイリーメッセージ~

平成23年6月12日(No5288)  「ただいま」「おかえり」

「ただいま」「おかえり」

工事中のM様が4階の仮住居で暮らされるようになって間もなく一ヵ月半になる。月末にはリフォーム工事が完了するから、ご夫妻は帰宅される。永久に工事が続けばよいと思うほど寂しい。これまで20年間、たくさんのお客様が活用されたが、今回のM様ほど感銘を受けたことはない。お二人とも声が大きいから、暮らしぶりは手に取るように分かる。

 

階段を昇る足音が私の部屋の前を通過するとすぐ「ただいま」の声、即座に「おかえり」でドアが開く。やりとりは毎日繰り返される。聞いていて気持ちが温かくなる。毎朝、地域であいさつ運動を続けながら、一向に心が通い合わない日々を辛く思っている。それだけに嬉しい。M様のようなやりとりが、地域のあちこちから聞こえればどんなに有り難いか。

 

朝が早い。滅多に出会えない。意識して早く出社するように心掛けているが適わない。午前4時半なら出会えると分かった。その時間にガレージから車が出る。工事中の家には19もの水槽に魚が泳いでいる。亀もいる。大きな犬もいる。それらの餌遣りだろう。7時前に仮住まいに帰り、あらためて仕事へ。朝早い人は勤勉で人柄が優れている。

 

事情あって一ヶ月前から徒歩通勤しているが、M様の影響を受けて出勤時間が早くなった。概ね自宅を午前4時半に出るようにしていたが、それでは届かない。最近では4時に起床するよう心掛けている。つまり生活習慣が洗脳されてしまったのだ。自力で暮らしを変えることは難しいが、よきモデルの存在があれば易しい。M様夫妻にはすべての面で大感謝。