平成24年6月19日(No5661)   民主党は政党ではない

民主党は政党ではない

消費税増税関連法案の修正をめぐる民主、自民、公明3党の協議が決着した。「決められない政治」と揶揄され続けてきたが、内容はともかくとして政治が動くのは歓迎したい。ここまでくれば前に進む。野田佳彦首相の「不退転の決意」が実りそうだ。国家の根幹をなす政策で真っ向対立してはもはや政党とは言えない。理念も基本政策も一致してこそ政党だ。

 

小沢一郎や鳩山由紀夫のグループは消費税増税の前にやることがあると声高に反対しているが、すべてが反対票を投じるとは考えにくい。民主党は面白い党だ。今度は中間派なるものがしゃしゃり出て都内の中華料理店で会合を開き、①党を分裂させない、②解散・総選挙をさせない、③消費税増税は認めないの3点で一致した。採決させないということらしい。

 

政治の世界では一般社会の常識では考えられないことが平然と行われる。消費税増税を掲げて立候補した代表を選び、党内で論議を重ね、委員会審議を行い、3党が修正協議で合意したにもかかわらず、まだ反対だの、採決させないだの喚いている。要は任期いっぱい議員でいたいという個人の願望をオブラードで包もうとしているに過ぎない。

 

正々堂々と採決に応じ、投票で賛否を明らかにすればいい。言い分が通らないのが許せないのなら、党を割ればいい。分かりやすい政治をすべきだろう。現実には採決され、可決される。その見通しが立てば反対派は減ってくる。せっかくの機会だから小沢一郎、鳩山由紀夫はぶれずに反対票を堂々と投じたらよかろう。民主党分裂、衆議院解散・総選挙に進むことを望むが、反対派は腰砕けになりそうな予感がする。

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