木原伸雄のちょっとと～く

投稿日：2011.12.29

40周年記念竹箒を公園にプレゼント

いささかお節介が過ぎるかもしれないが、創立40周年を記念して公園に掃除用具をプレゼントした。一ヶ所に竹箒5本とささやかだが、トータルすれば200本になる。買い付けに苦労し、穴あけ、紐通し、シール貼りと準備作業は半端でない。善意に受け止めていただき、少しでも公園や周辺がきれいになればうれしい。掃除の輪が広がることを願っている。

30周年の記念品は団地の角に集められるゴミを覆うシート300枚だった。黄緑の爽やかな色だったが真ん中にマルコシのマークと「まちを美しく」をデザインしたポイントのみ。企業名の表示がなく好評で街角を彩った。麗々しく企業名を書かなくてもクチコミで伝わる。目的は企業の宣伝ではなく、まちを美しくすること、公徳心を刺激することにある。

年の瀬も押し迫って仕事は山積している。その合間を縫って届けた。40ヶ所の公園は真亀、倉掛、落合、口田など各地に広がっている。一本ずつきれいに揃えてフックに掛ける。古い箒はすべて撤収した。公園は新しい箒とともに、新年が迎えられる。もしもささやかな行為が、新しい清掃活動につながればこれほど嬉しいことはない。随時補充も行う。

マルコシの掲げる三つの心願の一つが「美しいまち」。自分たちに出来ることは清掃活動しかないと15年取り組んできた。毎週ポストインチラシで呼び掛けているが、活動に参加する人は極めて稀だ。しかし至るところに善意の「そうじびと」が増えて町は美しくなりつつある。一緒に活動する人数を競っていない。町がきれいになることが目的だ。