平成24年10月31日(No5795) 学生3名が会社訪問
投稿日:2012.10.31
学生3名が会社訪問
月曜日の会社説明会に3名の男子学生が会社訪問してくれた。10年ぶりに中小企業家同友会に復帰し、合同企業説明会に参加したご褒美のようなもの。かつて同友会の県理事・求人委員長をしていた頃の会社説明会には、入りきれないほど学生が押し寄せていた。その中から選択するのだからそれなりにいい人材が入社しており、会社に貢献してくれた。
女子社員でも勤続年数が長いのが自慢だったが、大学を指定して求人活動をしたことが悪かったのか、その後入社した若者は一人として残っていない。一番長い社員が3年、近年では半年も持たない。時代の変化や若者の資質もあるが、やはりこちら側の手抜きと言われても返す言葉はない。中途採用の人は続かない。簡単に採用すれば、簡単に去っていく。
この日に来社した3名の能力や人間的資質は分からない。しかし、縁あって入社してくれれば、全力を挙げて役立つ人間に育てたい。本格的な採用実績には数年の時間が必要だが、いずれは通る道。地道に積み重ねなければ先は見えない。必要な人財(人材、人在、人罪ではない)については、条件を示しておいた。厳しさを乗り越えたものが勝利者になれる。
難しくはない。①明るく、元気なあいさつが出来る。②自分で考え、行動する。③人が嫌がることを進んでする。④前向きに受け止める。⑤約束を守る。⑥隠さない、誤魔化さない。⑦陰日なたがない、手抜きをしない。会社の方針、社員の仕事も理解できる場面も示しておいた。会社も選択するが、学生も選択できる。縁のあった人間だけが一緒に働ける。