平成24年12月19日(No5844) 会社に人が集まる仕掛け
投稿日:2012.12.19
会社に人が集まる仕掛け
小売店はお客様の出入りがなければ、物が売れないから成り立たない。わが社のようなリフォーム店は情報さえ集れば、お客様がこられなくても商売ができないことはない。そのためにはお客様の役に立つ情報発信が欠かせない。「売るための情報」は障害になりこそすれ役に立たない。何よりも有効なのは会社にお客様がいつでも出入りしていただく仕掛けだ。
日常の業務で言えば「現場調査」以外は来社してもらうこと。相談、契約、代金回収など、チャンスはいくらでも作ることが出来る。来社の回数が増えるほど、お客様と社員の距離が近くなる。担当者以外の社員もご縁のチャンスが生まれる。最も大切なのは未来客の来社。今は海のものとも山のものとも分からなくても、ご縁を深めれば必ずチャンスが訪れる。
そのように考えると社内イベントの活性化は喫緊の課題となる。役立つ情報の発信、会社に来たくなるイベント、また来たくなるもてなし、いずれも欠かせない要件だ。その切り口で考えると、講座活動の活性化はビジネスに欠かせない。掃除、あいさつ、接遇など、常に最高を提供する。そうすれば必ずリピートがある。友は友を呼ぶ相乗効果が生まれる。
講座活動で年間延べ1,000人を超える来社がある。来年は倍増とまで欲張らなくても500人は増やしたい。ごった返すほどの賑わいが欲しい。新しくミニ・ギャラリーの開設と新機軸の講座を計画している。成功するかどうかは始めなければ分からない。うまく行かなければうまく行くようにやり方を改める。その繰り返しが新しいブランド作りに役立つ。