平成24年3月3日(No5553)   高齢者の役割

高齢者の役割

№5550の「子育て感謝金の贈呈」の案内が保護者の手元に届いたようで、早速Aさんから電話があった。前後は省くがおもな用件は、感謝金の振込先は子ども名義でよいかという問い合わせだった。保護者名義にしない理由は、「新しく子ども名義の預金通帳を作って積み立て、やがて大きくなって自分で判断出るようになったら子どもの意思で使わせたい」。

 

小額だから何処かへ消えてしまうだろう、それでも構わないと思っていた。だから、申し出を聞いて感動した。子どもを大切にしたいと思う親の心は違う。とかく世間では若い親の子育てを問題視する傾向にあるが、世の模範としたい親の存在を知って嬉しくなった。親子農業体験塾の入塾資格は「子どもを大切に育てたい意思があること」を第一にしている。

 

民主党政府がこだわった「子ども手当て」は税金の無駄遣いと批判を受け、その使途も酒代やパチンコ代に消えたとメディアは伝えていた。日本のメディアの低俗な姿勢だが、悪いところばかり誇大に伝え、良いことは無視する傾向にある。重箱の隅はほじくるが、世の中を明るくする話題は素通りする。世の中を明るくするには、よいニュースが必要だ。

 

高額な老齢年金を受け取りながら、自分のためにのみ浪費する高齢者は少なくない。社会保障の一体改革には、高額所得者への支給を見直す項目もある。それは構わないが、愚劣な政治家の餌食にされてはたまらない。個人の発意により社会貢献する方法はいくらでもある。次代を担う子育ての支援システム作りは、新しい時代における高齢者の役割だろう。

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