平成26年1月14日(No6235)   炎、天を突く

炎、天を突く

1月12日は親子農業体験塾『志路・竹の子学園』のとんど焼きの日である。さいわい好天に恵まれ可愛い塾生らの歓声に華を添えてくれた。今年は8回目になる。例年より大きな竹櫓が組まれた。リーダー3人によって点火され、炎は天に向って吹き上げた。パンパンと弾ける竹の音も勇ましい。都会では味わえない素朴な風景である。農村でも少なくなった

 

イベントとしては華やかで勇ましいが、準備は傍で見るほど簡単ではない。櫓を組むには数十本の孟宗竹が必要だ。その竹を切って集めなければならない。火を燃しても安全な広場も確保する必要がある。万一に備えて防災の準備も整える。竹を切る、集める、組み立てる。これだけでも半端でない労力が要る。これまでは支援組織・つくしクラブが担っていた。

 

竹の子学園設立10期を一区切りとして、高齢化に抗しきれずつくしクラブは解散した。中止も考えたが、子どもたちの期待を裏切ることは許されない。さいわい設立当初からのメンバーである佐伯成人さんがアドバイザーとして残り、新しく人生講座のメンバーによるサポーターの協力が得られることになった。マンネリから脱皮できるチャンスが与えられた。

 

竹櫓はこれまでと違い論理的に堅固に組み立てられた。サポーターの入川さん、今野さん、田畑さんは前日から準備に汗を流してくれた。ビデオにとって披露したいくらいの健闘ぶりだった。当日はとんど用の鏡餅のほかに、ぜんざい、おにぎり、漬け物など振舞った。女性サポーターの米沢さん、米今さん、佐藤さんが早朝から奮闘した。椋田さんも駆け付けた。

 

案ずるより生むが易し、11期がスタートできる見通しが立った。支援者は農村人から都会人へガラリと変わる。紆余曲折は予測されるが、善意がベースだから必ず良い方向へ進む。

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