平成26年1月4日(No6225)   小河二郎さんの年頭所感

小河二郎さんの年頭所感

年末に少々疲れたからMランド小河二郎会長を表敬訪問したかったが、雪と時間が邪魔をして果たせなかった。残念ではあるが運がないと諦めた。不思議ではあるが小河さんと時間を共にすると新しいエネルギーが転写される。超高齢者とは思えない斬新な発想と人生哲学から刺激を受けるからだろう。残念ながら若い人から刺激を受けることは少ない。

 

元日にMランドニュースが届けられた。例年の如く小河さんの「年頭所感」が掲載されている。明治の思想家中江兆民の国民の分類が面白かった。国民は「乱民」「惰民」「良民」「勇民」の四つに分類されるという。秩序を乱す武士階級は「乱民」。役立たずの国会議員を初めとする政治家は、大半が「乱民」と位置づけられる」。参議院も不要。議員は半分でいい。

 

この説には大賛成。高給を取って何もしない、暇さえあれば利権を漁るような政治家は要らない。国家の利益に反する説を流布するマスメディアも「乱民」に入るだろう。人に縋って生きる性根のない「惰眠」も国を滅ぼす。日本の国の予算の大半が何に使われるか知ったら、「惰眠」は国を滅ぼす類と理解できる。コツコツ励む「良民」だけでは国は発展しない。

 

この説も納得できる。今必要な国民は「勇民」。社会の公共問題の解決に進んで関心を持ち、活発果敢な人が不可欠という。その上で「自分の使命をしっかりと見つめ、善悪や正邪を超えてこそ人間の価値はある。Mランドの目標は車の運転者を育てるのではない。地域と地球のドライバーを育てることにある。大賛成。私たちの仕事にも共通点がいっぱいある。

 

小河さんは「もっといい加減になろう。少し狂っていて、少し分別があって、そのような中間性が人間の状態であり理想」と言われる。ここは理解出来ない。勉強させてもらう。

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