平成26年10月25日(No6519) 夢拾いウォーク
投稿日:2014.10.25
夢拾いウォーク
明日は第二回の「夢拾いウォークinKOYO」を開催する。昨年は150名を超える善意の人が参加して賑わった。今年は地域のお祭りと重なって参加人数が心配される。しかし、決まったものは仕方がない。社員の皆さんには先月の「広島土砂災害支援チャリティコンサート」に続いて、仕事が多忙の中、動員や準備、それに運営などの苦労をかけて申し訳ない。
地域のトイレがある公園8箇所を毎週土曜日、ローテーションで掃除している。各公園を出発地として歩道のゴミ拾いや草刈りをしながらマルコシ本社を目指して集結する。企業の理念として「ひたすら まちを 美しく」の活動を展開しているが、その集大成の意味もある。とかく企業のスローガンは唱えるだけが多いが、実践の裏付けがないと信用されない。
範を示すことで一人でも多くの人が町の美化に心がけてもらえば、暮らしやすい町に変わり、住民同士の絆も強くなる。零細企業には分に過ぎた願いだが、誰かがやらなければ町は暮らし易くならない。幸い掃除の活動は地域の支持と信頼を受けている。ただ実践となるといろいろな思いが交錯し身体は動きにくい。しかし、善意の人の数は確実に増えている。
私たちの仕事は住まいのリフォームであるが、それは手段であり目的ではない。願いは住民同士が幸せに暮らせる豊かな町づくりである。夢拾いはゴミ拾いに通じる。「ひとつ拾えばひとつだけきれいになる」「ゴミを拾う人はごみを捨てない」鍵山さんの心願である掃除を通しての美しい町づくりを実現したい。やがてはごみひとつない町に生まれ変わると信じて。
幸い明日は秋晴れと天気予報は伝えている。一人でも多くの人が参加され、三世代の賑わいで町を美しくしたいものだ。