平成26年12月2日(No6557)   叔母が旅立つ

叔母が旅立つ

母方の叔母が旅立った。先日来、体調不良の様子が伝わっており、11月30日の午後お見舞いに行く予定だった。入院先へ都合を尋ねると十数分前に息を引き取ったとのこと、大恩ある人の旅立ちに立ち会えなかったことは残念で仕方がない。日頃の不精を心からお詫びしたい。12月6日が89歳の誕生日だった。叔母は四人姉妹の三番目で母と10歳違い。

 

昭和20年に被爆し全身がケロイド状になりながら奇跡的に命を長らえ70年も生きることができた。C型肝炎に遭遇し晩年は何度か危篤状態になった。その都度見事に蘇った。6年前叔父が肺がんに見舞われ、ダブル入院しどちらが先かというときもあった。叔父に先立たれたが、またもや奇跡的にカムバックした。全て夫のためにという責任感のなせること。

 

一周忌の法要を済ませると、三回忌を済まさなければ浄土で夫にあわす顔がないと頑張り、やり遂げた。気丈な人で戦中戦後の混乱期にも愚痴ひとつこぼさず、食料難の時代に私たちの飢えを助けてくれた。自分はお腹いっぱいだからと、笑顔でパンを食べさせてくれたことを思い出す。何一つ恩返しはできないままだったが、穏やかな旅立ちを祈念したい。

 

12月1日が通夜式、2日が葬儀と決まった。ところが2日は総選挙の告示日であり、支援する中田宏さんの出陣式がある。急遽1日朝の上京を変更し、通夜式を済ませて最終の新幹線に乗ることにした。不本意ではあるが葬儀は妻に責任を背負わせることになった。あちこちに不義理をしながら、何とか役割を果たすつもりだ。遠く神奈川から合掌で見送りたい。

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