平成26年3月22日(No6302) 基本動作の実践
投稿日:2014.03.22
基本動作の実践
鍵山秀三郎さんは「凡事徹底」の大切さを説かれる。人生に特別なことはない。誰にでもできる平凡なことを、誰にもできないほど徹底して行う。そうすればだれでも人生の勝利者になれると教えられる。その通りだと思う。誰にでもできる平凡なこととは「基本動作」だと思う。しかし、簡単なようだがこれほど難しいことはない。だが、誰にでもできること。
消費税の増税は4月1日から実施される。一夜明ければ煙草は440円から460円にアップされる。20円のアップで禁煙に踏み切る人は少ないだろうが、1か月分まとめ買いする人は少なくない。そうすればその人は1か月煙草を買わない。こうした現象が日本の至るところで、あらゆる商品に影響を及ぼす。乗り切る方法はあるのか。小手先の対策で十分か。
あらゆる思考を巡らして行きついた先が「基本動作の徹底」。どんな効果があるのか考えた。出るを制する考え方だ。徹底すれば、「ミス」や「クレーム」が激減する。「ミス」や「クレーム」の処理は必ずコストを伴う。やる気と実行力があれば、費用を掛けなくても、誰でも業績を上げることができる。その決め手が基本動作の徹底。次の3つの効果が期待できる。
①仕事のミス・クレームの原因は、大半が基本動作の欠落にある。基本動作の徹底でほとんど解決される。②基本動作の徹底ですべての方に感動を与え、固定客にすることができる。磨き抜かれた基本動作は、顧客が顧客を呼ぶ好循環の拡大になる。③基本動作を徹底すれば、職場の空気が変わり、それが業績向上への基礎になる。誰でも出来ることを徹底する。
このほど購入したタナベハンディマニュアルには、基本動作とは何かがわかりやすく解説してある。その大切さは分かっていても具体的な項目や進め方が見えない。分かればやり方はある。反復演習が出来る。成果が得られる。業績に繋がる。