平成26年3月6日(No6286)   当り前のありがたい存在

当り前のありがたい存在

2月の「はがき」は551通も書かせていただいた。1日の平均が18通となる。多いか少ないかはともかく、これだけのはがき道友の存在はわが心の糧となる。はがき道の伝道者坂田道信さんに「はがきを書き続けたら幸せな人生が訪れるよ」と勧められたのが平成8年。まもなく18年になる。その間に書かせていただいたはがきは、もうすぐ7万4千通。

 

はがきを出せば返事が来る。届いたら返事を書く。それが当り前の世界に身を置いているが、実は今の世の中では極めて珍しい世界だと気づかされる。そう考えるとはがき一枚の返信は三拝九拝しても足りないくらい貴重な存在であることが分かる。あらためて数多くの道友に、感謝を捧げなければ罰が当たる。なしのつぶてを咎めては傲慢の謗りを受ける。

 

新年に発刊した「Takenoko」の好評に気をよくして、多くの人々にプレゼントした。あいさつ状と返信用の受取人払いのはがきを添えた。内容は親子農業体験塾の活動がメインで地域の活性化と教育に役立つ本と自負している。特に感想を期待したわけではないが、受け取った程度の反応があるものと思っていた。ところがそんな世の中ではないと教えられた。

 

過疎の活性化にはもっとも関心が深いと思われた市議会議員、県議会議員、区長、公民館長28名で反応は驚いたことにゼロ。地域内の医院48に届けたが、これまた見事にゼロ。地域内の小中高の校長15名のうち、礼の電話が2名。救われる。数少ない郵便局長8名のうち、礼状が1名、わざわざ来社が1名。ここまでの事実を教えられると吃驚の世界だ。

 

多くの人の心の中はうかがえないが「ありがとう」をカタチに示すことの出来る人は極めて少ないことが分かる。返信などは稀な行為になる。はがき友はダイヤモンドの存在である。

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