平成26年4月28日(No6339)   喜んでもらえた

喜んでもらえた

先週の土曜日「〇〇と楽しむショールーム&歴史探訪ツアー」を開催した。〇〇はフォーラム新年号の一面に特集した永年勤続社員の名前である。何の商売でも同じであるが、お客様の信頼と共感なくしては生き残れない。信頼や共感をセットで得る仕掛けはいろいろあろうが、長年にわたって働き続ける社員の存在は、お客様にとって分かりやすく安心感がある。

 

リフォームのようにカタチのないものを買っていただくには、手軽な宣伝やチラシなどでは難しい。どうしても不安感は拭えない。長い間働き続けている社員の存在は、それだけで価値があり、よい会社だと思っていただける。入社して半年も働かず社員が辞める会社は不信を買うが、微動だにしない社員の存在はそれを払しょくして十分にお釣りがくる。

 

消費税増税の咎めを予測しての新たな企画が「〇〇ツアー」である。永年勤続社員の名前を冠にしたこの企画が成功するかどうかは分からないが、とことん考えた末の新たな挽回策の一つである。第一回は勤続20年の江原部長が担当したが、感想を聞くと「喜んでもらえました」。それだけでも十分過ぎる成果。「疲れました」と添えられた一言に価値がある。

 

狙いが当たったのは「広島の歴史探訪」を組み込んだことにある。今回は広島の名勝「縮景園」。馴染みのある庭園だが、大半の人がその歴史は知らない。生涯学習の常任講師である入川さんは、「縮景園」の優れた案内人である。その名解説付きだから参加者の知的好奇心を刺激し、新しく学ぶことへの喜びを受け取ってもらった。アンケートでも絶賛いただいた。

 

これからの商売は「買ってください」だけでは通用しない。廉売は一時的に効果があるかもしれないが、やがては会社の信頼を失う。新しい時代は価値観の共有が商売の芯になる。6月、8月、10月に行うツアーにも、効果の期待は大きい。

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