平成26年8月1日(No6434) ニッパチ(2月と8月)は不景気
投稿日:2014.08.01
ニッパチ(2月と8月)は不景気
昔からニッパチは不景気と言われていた。リフォームの場合、2月は商売の進め方次第で苦しまなくて済む。8月は何とも手の打ちようがない。夏休みでもありお盆休暇も多い。しかもレジャーの移動も激しい。落ち着いて住まいのリフォームを考える環境にない。そこで7月の中旬以降は、特価販売のチラシが乱舞する。心理的に追い込まれ、気分が落ち込む。
ここはじっと我慢のしどころと腹を据え、ビジネスの本道を求めるのがベスト。どうすればいいか考えた。(チェックして)
①品質管理を徹底し、良いリフォームを提供する。手段と目的を取り違えない。お客様のために!それだけを考える。
②成り行き任せにしない。戦略をきっちり立て、右顧左眄しないように前に進む。羅針盤に添って前に進む。
③消費者が求めるイメージ、期待、信頼にそむかない。顧客の共感が得られないと、あっさり見捨てられる。
④場当たり的なコミュニケーションは捨て、統一性、一貫性のあるコミュニケーションで明快なイメージをつくる。
⑤むやみやたらに手を出してイメージを拡散させない。イメージを希釈化させない。リフォームビジネスの旗を明確に。
⑥あれもやります、これもやります、いろいろあります、たくさんあります、などと焦点をぼかしてはならない。
⑦常にお客様の声を聴く。語り掛けるだけではいけない。情報のキャッチボールを欠かさない。独りよがりは顧客を失う。
⑧値引き競争をしない。安売りは商売の楽しさを奪い、働く生きがいを失う。価格よりも価値を販売すると活路が開ける。
⑨感性に訴える。機能やコストの勝負では戦い続けられない。
⑩現状維持をよしとしない。動き続けて新しい活路を見出す。