平成27年1月12日(№6598) 行動がすべて
投稿日:2015.01.09
行動がすべて
あらためて仕事について考えてみたい。素っ気ないようだが仕事は収入を得るためのもの。お客様を大切にしたり、地域社会に貢献するのも仕事の成果を上げたり、仕事をしやすくするための手段であると考えれば分かりやすい。わたしたちは働いて収入を得て住む場所や食料を確保することができる。人生を楽しむためにも仕事を失うわけにはいかない。
仕事はどれほど重要なものであるにしろ「売上を立てる」ことであり、感情でどうこうするものでもない。どんなビジネスを展開するにしろ、そこには達成すべき数値目標がある。一人ひとりが自分に与えられた役割を果たし、その目標を達成するのが職場であることは言うまでもない。そこには感情を持ち出すまでもなく、結果を作り出すのはすべて「行動」。
すべての結果は行動の集積であると考えられる。良い結果が出たのなら良い行動を繰り返したからだし、悪い結果が出たのなら悪い行動が繰り返されているはずだ。思うような業績が残せないとき、それは気合が足りないからではなく、上司に問題があるからでも部下の態度が悪いからでもない。よい結果に結びつく行動が足りなかったからに過ぎない。
だから普段から感情にフォーカスするのではなく、如何に良い行動を増やすかだけ考えればいい。感情や心という不確かなものにではなく、行動にフォーカスすれば、これまでお互いに誤解し合ったり反目し合ったことが、まったく意味のないものであることが分かる。感情に囚われるのは終わりにし、良い結果を導き出す行動を繰り返すことで成果は得られる。
コミュニケーションも同じ。何回会ったか、何回話したか、数値で捉え、数値を増やすように考えれば成果が上がる。