平成27年2月15日(№6632)  ブランド戦略

ブランド戦略

経営は「三つの力」に分類して整理するとわかりやすい。先ず売るものがなくては商売にならないので「売りものを作る力」が求められる。「商品開発力」と言葉を置き換えていい。二つ目は「売りものを売る力」。いろいろ考え方はあるが、顧客に伝える力と言ってもいい。三つ目は「管理する力」。業務上、管理と名がつく全てのものが含まれる。その力はどの位。

 

その三つの力を10点満点で採点して掛け算をする。掛け算だから弱いところがあると点数は極端に低くなる。商品がよくても伝える力が弱いと売れないので、商売していないのと同じ。最近はブランド戦略の構築が流行っているが、定義はと問われると明確に答えられる人は少ない。分かりやすく言うと「自分たちのことを上手にお客様に伝えられる会社」。

 

会社は何を目指して商売しているのか、何でお客様に貢献したいのか、何が得意で、どんな人が働いているのか、こんなことを伝えたい。その着地点は「価格よりも価値」。お客様から価格より価値で選ばれる会社を目指す。会社は社員で構成されているから価値ある社員を育てなければならない。価値ある社員のことをどうやってお客様に伝えるか。好きだから。

 

あの社員が好きだから少し価格は高いけれどあの人から買うというお客様が増えれば成功だ。そのことが脱安売りに繋がれば、先行きが明るくなる。問題はそのことを分かりやすく発信するにはどうしたらいいか。まずは言葉から始める。会社のコンセプトは明確でなければならない。文字で表すとしたらどう表現するか。ブランドはこれからが本番になる。

 

いずれにせよ「当たり前のことを続ける力」と「新たに挑戦する力」は不可欠。ともかく磨き続けなければならない。

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