木原伸雄のちょっとと～く

365日是れ掃除

５年前から365日休まず掃除の目標を掲げた。休日や出張の時どうするかという問題は残るが、休日も出勤することにした。出張の時はホテル周辺のゴミ拾いで繋いでいた。それで何とか「掃除は年中無休」を取り繕ってきたが、なんともすっきりしない。昨年末辺りからやはり社屋の周辺が輝いていないと物足りないと思うようになった。出勤日は大丈夫。

問題は日曜祭日だ。掃除のために休日出勤しろとは言えない。年末年始は出勤して凌いだ。日曜祭日も同様である。そうこうしているうちに江原さんが姿を見せるようになった。一馬力より二馬力が楽だ。何時の間にか「ありがたい」と頼りにし始めた。人間は楽が好きだ。横着になるのは早い。いつの間にか主客転倒。時には遅れを取るようになり大反省する羽目に。

難儀は今回のゴールデンウィークである。珍しく二泊三日の旅を予定した。一泊二日なら補えないことはない。さあ困った。社員はそれぞれ計画を立てているらしい。困ったことに土曜日にパンジーを２００株植えた。天気予報は晴れである。どうしても水遣りは欠かせない。それに烏骨鶏の餌遣りも必要だ。休日計画の噂がない江原さんにそっと聞いてみた。

「了解」の快諾をもらった。これで一安心だ。365日の宣言が繋げる。せめてもの償いに連休初日の午前４時、水撒きを済ませて旅へ出た。３日目も旅から帰って深夜水遣りをした。４日目はいつもと同じ朝から掃除。江原さんも早めに来てくれた。掃除の写真、メモもキチンしてくれていた。最後の日に４日分のブログも書いた。アップすれば痕跡は残らない。

これで年末には５年連続365日掃除の記録が残る。他愛ないようなことだが、立てた目標に例外は許されない。自己満足。