平成27年9月5日(№6834) オーナーの口出し

オーナーの口出し

楽天イーグルスの大久保監督が成績不振を理由に辞任するという。もともと一年契約だから何の不思議もないのだが、主力の故障や外国人選手の不振もあり一概に監督を責められない。球団側が慰留をするのか、あっさり認めるのか、それは分からない。しかし、大久保監督の決意は固いようで後任の人選に入る事になるだろう。すんなり新監督が決まるのか。

 

大久保監督は西武ライオンズに在籍していたが、菊池雄星投手に暴力を振るった疑いで永久追放同然の処分を受けた。ほんとうのところは分からないが、素晴らしい指導者を失ったものだ。彼はアクが強いだけにしばしば誤解を受ける。しかし、指導者としては極めて優秀であり、真摯な指導者能力は他の追随を許さない。巨人軍の打撃コーチなら最適だろう。

 

今回の辞任は成績不振もさることながら、三木谷浩史オーナーの現場介入による。シーズン途中で退団した田代富雄打撃コーチも、オーナーのスタメン、打順、作戦の根幹に至るまで指示を出していたという。オーナーも「現場との一体感」という言葉で現場介入を認めている。裏のことは分からないが、明るみに出たのは初めてのケースだ。誰が許したのか。

 

現場の監督はチームの運営に関して絶対の権限がないと受けられないという。素人でも権力で介入されると逆らえない。名経営者でも監督業の面白さには勝てないということか。いっそのことユニフォームを着て陣頭指揮を取り、監督業の醍醐味を味合われたらよかろう。餅は餅屋だ。世間の物笑いにならないうちに、じっと我慢の子になられては如何だろうか。

 

楽天の新監督の人選は見ものである。多士彩々名前は上がっているが、オーナー介入を知りつつ引き受けるのは腰抜けだ。

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