平成28年10月27日(№7134) 単身世帯が増える

単身世帯が増える

高齢者向けの講座を月11回開いているが、講座の種類によっては女性が多い。高齢者の女性単身世帯の増加は全国的な例と思うが、国勢としては決して好ましくない。総務省の発表による2015年の国勢調査では、この5年間で1億2428万人と107万人減少した。出生数が死亡数を下回る自然減が原因だ。一人暮らしの世帯が全体の3分の1を超した。

 

5年間で人口が増加したのは、東京、千葉、埼玉、神奈川、愛知、滋賀、福岡と7つの都府県になる。東京都は1351万人とマンモスだが、百万人以下の県も福井、山梨、鳥取、島根、和歌山、香川、徳島、高知、佐賀と9県を数える。中でも鳥取県は2,6%減の57,3万人と厳しい。地方から都市部に移り住む流れは歯止めが掛からず平均年齢は上っている。

 

人口減の最も大きい秋田県では75歳以上の人口比率は18,4%と全国平均を5,6ポイント上回る。平均年齢も51,3歳と全国で初めて50歳を突破した。高齢化の進展は一人暮らしの増加にもつながっている。とりわけ高齢の女性の一人暮らしが目立つ。女性の単身世帯年齢別で見ると70歳台が19,6%、80歳台が19%に達する。女性が男性より長生き。

 

75歳以上の人口は85年時点では471万人だったが、30年間で3,4倍に増加、同期間に14歳以下は4割減っており少子高齢化に歯止めが掛かっていない。世帯数は一人暮らしの増加で5344万世帯と過去最高を更新。男女65歳以上の6人に1人はが一人暮らしで、高齢世帯の孤独死など社会問題の一因になっている。未婚率は上昇が一服しつつある。

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