平成28年10月29日(№7136) リーダーが磨くべき三つの姿勢(小宮一慶述)

リーダーが磨くべき三つの姿勢(小宮一慶述)

「散歩のついでに富士山に登った人はいない」と言われるようにポッとして優れたリーダーになれる訳はない。リーダーの持つべき資質について松下幸之助さんは「素直さ」と「謙虚さ」をあげている。素直さも謙虚さも持ち合わせておらず、自分の意見に凝り固まって他人の意見を聞けない人は、そこで成長が止まり、真のリーダーにはなれない。

 

「素直さ」と「謙虚さ」はリーダーの資質の基礎の部分であり、その上に「前向き」、「利他心」、「反省」の三つの姿勢を築く必要がある。松下幸之助さんは「6割やれると思ったらやる」と決め、残りの4割の部分は「努力と熱意でカバー」と伝えられる。6割という数字はリーダーにより変わるとしても、チャレンジする姿勢を持つことが大切だと教えている。

 

チャレンジを恐れる後ろ向きのリーダーは「やれない理由ばかり」数えて一歩が踏み出せない。「前向き」は基本精神。「利他心」とはお客さまや周りにいる人、社会のことを第一に考えることである。お客さまに良い商品・サービスを適正価格で提供するというビジネスの基本を守ること。良い仕事をするということは、自分も含めたすべての人を利すること。

 

論語に「吾、日に三たび吾が身を省みる」とあるように「反省」はビジネスに不可欠。反省しない人はうまく行かなかったときにその原因を追究しない。そして往々にして失敗の原因を他に求めがち。反省するためにはそのベースとして正しい考えを持ち、それに照らして自らの行動を反省するべきだ。「前向き」「利他心」「反省」を身に付ける努力が大切である。

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