平成28年11月12日(№7150) 温泉ドライブ
投稿日:2016.11.12
温泉ドライブ
ただの一泊にしろ兄弟で旅することはなかった。ほんの思い付きだが11/10~11日、島根県の玉造温泉に弟夫婦と二組でドライブに出かけた。往路、親友の井上幸子さんの工房を訪問した。井上さんは陶芸家で教室を開いて教えている。来待の粘土を使って焼き上げる。野草に包まれた工房は風情があって訪れる人の心を和ませる。この建物が閉鎖された。
深い事情は分からないが井上さんにとって残念だろう。約束の時間より少し早く着いた。工房の中は片付けられ既に昼食が用意されていた。料理が得意だけに何もかも美味しい。よもぎ餅のぜんざい、おにぎり、お漬物、煮物など手づくりの品々が並べられていた。お土産には宍道湖の大粒のしじみが用意されていた。お友達が工房を用意するとのことで安心だ。
辞して松江市内に入り国宝松江城の堀川めぐりをした。少し寒かったが50分間船を楽しんだ。時間としてはやや早かったが、高齢の二組夫婦は疲れもあってホテルを目指した。美しい庭の「ホテル玉泉」。〝ひとたび濯げば形容端正しく、再び浴すれば万の病悉に除こる〟と伝えられる。温泉の歴史は1300年とか。会席料理は見た目も美しく美味極まりない。
11月9日夕刻から16日夕刻まで全国の神々がお集いになり「神在月」なる。諸事お祭りがあるが、ともかく二礼四拍一礼を終えた。神様たちは人々のご縁を結ぶ会議「神議」を開かれる。ここで来年の縁談が決まる。近年若い人は結婚など望んでいないようだが、神様の手抜きは困る。多くの縁を結び社会を明るくして欲しい。帰路は在来線を走り抜けた。