平成28年11月8日(№7146) 日頃から「疲労感」

日頃から「疲労感」

昨年の12月6日、心筋梗塞で倒れ救急車で病院に運び込まれ、間もなく一年になる。そのご猛暑にやられ、同じように倒れた。あらためて振り返ってみると「年中無休でよく働く」と周囲から感心され、調子に乗ってウロウロしたのが原因のように思う。二回も倒れると原因は働き過ぎからくる「疲労感」だと気付く。それでも休養することは難しい。人間の性。

 

最近のビジネスマンの統計によると「日常から疲労を感じている」と自覚している人が8割を超える。そのうち35%は半年以上も疲労感を引きずっている。「半年以上も疲労感が続くのはれっきとした病気」と精神科の医師は驚く。残業が多くて自殺した大企業の社員もいるが、働くことが美徳とされる日本人の精神上の位置付けがあるかもしれない。

 

疲労は病気ではないという人も多いが、精神科の中に疲労病という位置付けをしてはどうか。企業も働く人の疲労にもっと気配りをすれば、私のように心筋梗塞で倒れるという危険から免れる。疲労というものの本質を医学界は考える時期かもしれない。企業が働く人の管理の質を考えれば、少なくとも大半の発病は防げる。少なくとも週に一度は休養をする。

 

疲労は病気ではないという認識が当り前になっている。注意するよりは奨励している向きが多くはないか。疲労は自律神経の疲れが原因。疲労が蓄積して損傷すれば、免疫系や内分泌系の機能がダメージを受ける。結果として糖尿病や脂質異常症といった生活習慣病に罹る。それが進むと心筋梗塞などの重い病になる。やはり健康が一番。疲労回復が一番。

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