平成28年12月29日(№7197) 大晦日
投稿日:2016.12.29
大晦日
長かった一年が終わる。今年は病気の連続で一年の三分の一が病院生活だった。昨年の12月6日の未明、心筋速で倒れ救急車で病院に運ばれた。妻の後日談によると一命が危うかったらしいが、相当な治療で助かったらしい。もともと心臓は丈夫だと折り紙つきだったし、80歳近くになっても若者と同じように東奔西走していた。無茶といえば無茶である。
倒れる前は長野県、呉市、益田市、広島市と「万縁の会」の講演会の世話をしていた。長距離の列車旅、1日600㌔のドライブなど無茶といえば無茶の日々だった。37日で退院した。ところが療養中に肝臓がんを発見。1週間ほど自宅にいて再入院。カテーテルによる抗がん治療。2月に退院したが4月に2度目の治療入院。更に7月に3度目の入院となる。
7月末に退院し2日ほどで倒れ、心不全で通算5度目の入院。11月には肝臓がんの治療で6度目の入院。今年は延べ日数で105日の入院となった。新年もお盆も病院で迎えた。やっと新しい年は自宅で迎えられる。とろが肝臓がんはよくなった訳ではない。現在のカテーテルによる抗がん剤治療は十分でなく来年からは新しい治療法になる。仲良くするしかない。
具体的にどうするのか詳しい説明はこれからだが、いずれにしてもがん細胞は元気がいいそうだ。今は肝臓の中に納まっているからいいが、外へ飛び出したら大変なことになる。余りバタバタしないよう天命に従う。来年の3月には80歳になる。いつお迎えが来ても従容として従う。125歳まで生きると宣言したが、どうなるか。何とか新しい年は迎えられる。