平成28年2月17日(№6928) 再生プログラム
投稿日:2016.02.17
再生プログラム
2月13日に2カ月を超える長期入院から解放された。幸い暖かい日に恵まれ自宅に落ち着いた。帰途、会社に立ち寄り社員の皆さんに挨拶を済ませた。身体能力は衰えているが、ダメになっている訳ではない。少しずつ鍛えればやがて回復する。問題はどうやって回復させるか、生活習慣の立て直しにある。とりあえず午前10時に出勤することに決めた。
出勤しても何もできないが、ともかくやる方向を目指す。その気を高めれば何とかなる。昨年の12月に倒れて以来、仕事部屋もそのままになっている。まず室内の片付けから始めた。すぐ体力が尽きてしまい、仕草がちゃらんぽらんになる。新書版一冊でも簡単に持てない。しかし、自分にいくらかの荷を背負わせて少しでも積むより近道はない。先ずスタート。
先ず使える時間を縛り、可能な行動を義務付ける。それを単純に繰りかえし体に覚えさせる。とりあえずは午前10時の出勤と役に立たない仕事の連続。ともかく飽きずに続けたい。そうすれば少しずつ中身がよくなるに違いない。病人が当り前の人間に戻るプロセスである。なすべき仕事も徐々に整理しなければならないが、これまでは少し働き過ぎだった。
二日間出勤しただけだが身体に負担が掛かる。3時過ぎに帰宅したら体重が何倍も増えたほど重く感じる。すぐ横になる。2カ月も身体を労わり続けたことが、ここまで精神的にもダメージを与えるのか愕然とする。しかし、一旦自分で決めたことだから、簡単にへこたれないようにしたい。人間の身体は鍛えられれば耐えられるように再生されると信じている。
とりあえず今週は続ける。来週は万縁の会総会があり、体力は整えておかねば他に迷惑を掛ける。月が変われば79歳。