平成28年3月17日(№6957) 民進党に決まる

民進党に決まる

何としても「民主」の名前を残せと「立憲民主党」などとなぞってみたが、世論調査に拒否されてあえなく消滅。「民主党」の支持者も「維新の党」の支持者も新党名は「民進党」に支持が集まった。岡田代表も苦虫をかみつぶした顔をして賛成した。もうすぐ参院選がある。新党派名の風も吹かないようだが、折角苦心惨憺して生んだ党名だから生かしてほしい。

 

58年の総選挙で自民党と旧社会党の議席独占率は97%に達したが、旧社会党は非現実的な政策に固執したため、自民党の一党優位政党制が続いた。政治に緊張感を持たせる意味で小選挙区比例代表並立制が導入され、2009年には上位2つの政党の占有率は89%にまで回復した。二大政党の政権交代が国民のための政治になるのか。民主党は見事に失敗した。

 

民主党は政権を担ってことごとく国民の信頼を裏切り続けた。政官の関係は軋み、日米同盟は漂流、福島第一原発事故では混乱を極め、5年後の現在も解決のめどは立っていない。安倍1強下で進む野党液状化現象の全てを選挙制度に押し付ける訳にはいかないが、民主党の失政に対する国民の失望感が生んだ現象である。あたらしい党が誕生しそうである。

 

岡田代表は安全保障、憲法、原発など対立軸に安倍政権と戦うつもりですが、北朝鮮の核、ミサイル開発、中国の海洋進出を目のあたりにしていつまでも反安倍では誰も振り向かない。私たちが今の政権よりもっと素晴らしい国を提案すると訴えなければ、野党としての存立も政権なども夢のまた夢。反対のための反対を繰り返す「民進党」は怖れも希望もない。

 

現在の社民党と同様に国民の支持を失い、何の力も持たなくなる。当面日本の政治は緊張感を失い、機能低下するリスクが高まっている。迷惑を蒙るのは善良な国民だ。

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