平成28年4月3日(№6974) お世話になりました

お世話になりました

4月1日夜、竹の子学園のサポーターのみなさんに集まっていただき、運営に協力いただいた感謝の思いを伝えた。第8期を終えたころから地元の支援者の皆さんとは感情的な行き違いが増えていた。実際に高齢ではあるし仕事に対する貢献は減っていた。その分だけ自分に負担が掛かり、このままでは立ち行かないと悟っていた。10期を契機に衣替えをした。

 

従来の支援組織「つくしクラブ」は解散、11期からは講座の有志が手を挙げて7名も参加してくれた。みんな農業には未経験だったが、ともかく子供のお世話をすることで集まってくれた。耕運機、草刈り機、鍬などの農具を求め、ともかく子供の期待に添うよう心がけた。年間の野菜の栽培はスケジュールに合わせて何とか間に合わせたが、草の始末に疲れた。

 

メンバーの移動もあり随分無駄な出費を重ねたが、10周年記念の石碑と佐伯さんに対する感謝碑は建立できた。地主の佐伯さんとは15年で幕を引こうかと話し合っていたが、突然心筋梗塞で倒れた。既に死んでいたのだが奇跡的に命は取り留めた。ベッドの上で今年で幕を下ろすことを宣言した。残念な気持ちはあったが身体が動かなくては指揮は取れない。

 

本日お招きした代表の入川さん、松本さん、椋田さん、田畑さん、米澤さん、米今さん6名。佐藤さんはお母さんの看病でリタイア。今野さんは体調不良で引退。全体としては入川さんを代表として頑張ってもらった。地元とのいろいろな諍いもあったが、最後は自分で責任を取らねばならない。良く考えてみれば、運営も労働も気遣いも極めて厳しかった。

 

他愛のないささやかな宴ではあるが、心を込めてもてなしをさせていただいた。隆男くんや金本くん、山野さんには言葉に尽くせぬほどの恩を受けた。一つの幕は下ろされた。

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