平成28年6月7日(№7012) 高齢者に群がる詐欺師たち

高齢者に群がる詐欺師たち

歳を取れば取るほど、誘ってくる人に対しての断る力が低下してくる。そのため悪質、強引な勧誘に晒されると契約してしまう。認知症や軽度認知障害の人たちだけではなく、高齢になれば判断能力や記憶力が低下していなくても、熱心に説得されると不満に感じつつも受け入れる傾向が強くなる。Aさんの部屋を覗いて、うず高く積まれた羽毛布団に驚いた。

 

埼玉県川口市の木造アパート。四畳半二間、風呂もない間取り。とてもお金持ちには見えない。だが奥の四畳半に積み上げられた段ボールの中身は、新品の高級羽毛布団の15セット。一組80万円以上総額で一千万円を超える。この部屋で一人暮らしをする76歳の老婦人のもとに、訪問販売業者は押しかけ個別式クレジットを書かせて購入させていた。

 

「この布団は必要ないですね」と弁護士が言うと「あの人が来ると断れなくってね」と老婦人は言う。クーリングオフの期間はとうに過ぎていた。訪問販売業者が次々押しかけ「次々販売」を行う。老婦人はその餌食になっていた。弁護士はこの案件を「解約」「返品交渉」にした。その結果、800万円は返ったが、既に支払った400万円は相手がいなくなった。

 

これはほんの一例だが、高齢者が訪問販売業者に騙される例は多い。中には騙されたとは思わない被害者もある。しかも詐欺罪は問えない「詐欺的手口」は年々増えている。入り口で防止できればいいいが、人を騙す人は人当りがよくて概ね善人風である。孤独な独り暮らしが、親切に惑わされるのも不思議でない。どうすればよいか。「独り暮らしをさせない」。

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