平成28年7月11日(№7046) 自民党大勝利、民進敗北

自民党大勝利、民進敗北

第24回参院選は今朝ほど、改選定数121の全当選者が確定した。自民党は56議席を獲得した。32ある改選定数1の1人区で21勝11敗と勝ち越した。民進党は改選45議席を下回る32議席にとどまった。多くの批判を浴びた野党統一候補は、東北の農村地帯を除いて勝てなかった。共産党はもう少し伸びると思ったが、やはり民主党の劣勢に殉じたか。

 

それにしても東北で1勝5敗とは自民党も情けない。TPPは争点にならなかったが、JAなどは農協改革などの恨みを残していたか。既に大筋は決まっており、世界の流れなのにこれでは農業も立ち直れない。安倍首相も人気の小泉進次郎も複数回応援したが、それでも及ばなかった。東北地方のJAは自民党支持にもかかわらず自主投票を決定していた。

 

他にも農林水産業が主要産業の新潟、長野でも思いもかけず惜敗した。現実にアベノミクスが農村には何一つ効用をもたらしていない。零細企業も同様である。だからと言って民進や共産が隅々まで行き届く経済政策が出来るのか、いわんや政権には程遠い位置に存在する。危機を感じた自民党は東北用の農業政策を具体的に盛り込んだが、時すでに遅しである。

 

農業はこれからどうなるのか。従事者の平均年齢は70歳を超える。若い人が農業に働き甲斐を感じ、生活できるほどの収入が必要である。それは補助金ではなくわが国の農業のあり方にメスを入れて改革することだ。日本のコメは世界でも求める人は多い。良質な果物や野菜も同じ。生産者も流通も行政の支援も必要だ。言うまでもないが日本は農業立国だ。

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