平成29年10月22日(№7454) 気になる日本の行方

気になる日本の行方

本日は衆院選挙の投票日。候補者も支援者も心が落ち着かない一日を過ごす。本日は所要があり投票は期日前に済ませておいた。水曜日の午後4時ごろだったが、何と投票者の多いこと。駐車場はごった返し、投票所は届け用紙に名前を書いたりするせいか、しばらく「待ち」の状態。投票を終えてほっとしたが、なぜか充実感はない。共感する候補がいない?

 

投票率は毎回下がっている。前々回は55%、前回は52%、期日前投票率はアップしているが、18歳以上に選挙権が与えられて全体はダウンしている。メディアの事前予測では「希望の党」の惨敗、「立憲民主党」の大躍進、「公明党」「共産党」「日本維新の会」は投票前に届かない。「自民党」は定員減にも関わらず、野党が期待するほど減らない。結局は勝利か。

 

共産党の志位委員長は安倍政権の否定をしていたが、政権が取れたらどうするのか。希望の党の小池代表も同じ。運よく安倍政権を倒したとしても誰が責任を持って総理になるのか、全く触れていない。立憲民主党の枝野代表は正直だ。本番はこれからだ、今は足固めをするとき。結局日本の国民は民主党政権の拙劣さに懲りて、野党に政治をさせないだろう。

 

今回の選挙は自民・公明に大勝させて憲法を改正し、軍備を充実させ、日本全体の景気を良くすることに尽きる。しかし、中小企業は苦しみ、庶民の暮らしは益々悪くなる。総理大臣が変わっても世の中は変わらない。年寄りが増え、若者が減る、やがて人口が一億人を切る。消費は一段と冷える。今日の投票結果を見てもその流れは変わらない。中国が羨ましい。

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