平成29年12月12日(№7505) 険しい生き残りの道②
投稿日:2017.12.12
険しい生き残りの道②
№7504でチームブランディグ活動の六つの要素・条件を上げたが、要するに顧客に向いて全員が活躍できるチーム作りであり、ネーミングやロゴを活用して社内外にブランド化していくこと。広く外部に知を求める対外交流への投資を行い、チームKPI(重要業績評価指標)を設定して損益を管理することで、投資や活躍意欲を引き出す。丈夫な仕組の構築をする。
さらにオープンイノベーションという「共創思考」を含めて、三つの視点からチームへ投資することを検討する。一つ目はOneミーティング投資。社内コミュニケーションを後押しするインフラ投資。例えばグループウェア―やテレビ会議、スマートフォンやタブレットへの投資。私などのロートルには消化不良だが、若い人には歓迎されるのではないだろうか。
二つ目はオフィス環境への投資。オフィスの設計一つで思考が変わり、生産性が上がる。コミュニケーションが活性化するよう、オフィスそのものを変えていく。打ち合わせをしながら仕事が出来る、働く人が目的に合わせてテーブルを選ぶことが出来る。三つ目はIT投資。情報の見える化、PDCAサイクルの高速化、顧客接点の増加への取り組みなど…。
「優秀な人材がいない、人が足りない」と言うが本当にそうか。実はそばに優秀な人材がいるのに気付かないだけではないか。顧客にとっての価値を高めるために、社員の長所や強みを探してチーム作りをすることが出発点だ。新しいチームを作り、チームに投資して磨きをかける、そして新しいビジネスモデルやブランドを築く。もう少し勉強して伝えます。