平成29年6月15日(№7365) 師は鐘の如し

師は鐘の如し

3月1日に満80歳になった。長生きとは思わぬが、これから先は短いような気がする。80歳の峠を超えた記念として、日頃書き続けている「ディリーメッセージ」を月刊発行することにした。本日畏友に向けて発送したが、やっと段取りが身に付いてスムースに編集、製本、印刷できるようになった。お届け先は245名で思いがけず多くの方々から評が届いた。

 

内容のレベルは低いが7230日の積み重ねは大きい。多くの方はご存じなかったが、我ながらよくも20年を超えて続けられた感心している。3月号の「評」第一号は、生涯の師と仰ぐ鍵山秀三郎さんである。しかも挟み込みの返信はがきではなく、丁寧に封書で届いた。しかも内容は具体的で日々のメッセージに具体的な回答が付され、ご自身のご意見もある。

 

鍵山さんは病を患われリハビリの最中であり、文字を書くことは難儀だと推察している。4月17日に亡くなられた渡部昇一先生は「人間は心底尊敬した人物から、知らず知らずの内に多くのものを学ぶ。学生でも偉い先生を心底から尊敬している弟子は、器量がどんどん大きくなる。しかし、先生を批判したり表面的に奉るだけになると成長が止まる」と…。

 

5月29日にもおはがきをいただいた。『永い期間にわたる病との闘いに正面から立ち向かっておられて敬服します。私は時々襲ってくる肩や腕、また脚の激痛に心が萎えてしまいそうになります。しかしその時にいつも木原さまに励まされて心を立ち直らせています。西と東でお互いに頑張って参りましょう。鍵山秀三郎拝』。涙が滂沱と溢れ止まらなくなった。

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