平成29年7月4日(№7384) 日本中が都議選の喧騒へ

日本中が都議選の喧騒へ

東京都は人口も財政も巨大だが、選挙は一地方選に過ぎない。それなのに午後七時から都議選のニュースに食らいつき、視聴者を戸惑わせた。投票は8時まで、午後7時といえばまだ投票の最中だ。午後8時前には秒読みに入り、時間になると出口調査などの集計で各党の当選、および当確者を集計して画面に表示していた。放送時間を拘束して見せる意味はない。

 

予想通り「都民ファースト」の大勝で過半数を制した。公明党は予定通り23名の全員当選、自民党は現職を半分以下にした大敗した。共産党はやや伸びた。民進党は18名から7名に減った。社民党、自由党はゼロ。維新は辛うじて1名の当選。定員が5名から8名の区もたくさんあったが、自民党は枕を並べて討死したケースが多かった。議長も落選した。

 

自民党の下村都連会長、民進党の松原都連会長も辞任したが、蓮舫会長、野田幹事長は留認するそうだ。各党の内部事情は色々だろうが、人気のない蓮舫がこれからも口をゆがめて、キイキイいうのかと思えば気分が悪くなる。この選挙の結果日本はどうなるのだろうか。選挙用の小池会長は辞任したが、まさか安倍さんが辞める訳には行くまい。このまま内閣改造。

 

この際だから批判を浴びた人たちは止めていただく。気兼ねはもういらないから実力のある人を起用する。多少独裁だと言われても、思い切った政治運営を行う。今のところ代わりはいない。憲法改正まで思いきって進めてほしい。1強ともなればあれこれ言われるが、周囲を気にしないで進むのも一つの戦略だ。石破さんは気にしない。岸田さんも気にしない。

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