平成29年9月17日(№7419) 崩壊か夜明けか

崩壊か夜明けか

大相撲の人気は盛り上がっており、連日「満員御礼」の垂れ幕が下がっている。ここまで盛り上がったのは、稀勢の里が初優勝し負傷を押して二連勝したことによる。その時の怪我が祟ったのか、ついに今場所は初日から休場した。先場所優勝した白鵬も休場、鶴竜は来場所に進退を賭けるという。四人の横綱の内、三人が初日から休場とは前代未聞の事である。

 

ただ一人満身創痍で出場の日馬富士は、三日目四日目と連敗し、このままでは気力をなくし休むかもしれない。その上、大関の高安、人気者の宇良は三日目から怪我で休場、碧山と佐田の海は初日から休場。すっかり相撲人気は萎んだと思いきや、すべての力士に優勝のチャンスがあると人気を盛り返している。大関の照富士、豪栄道には優勝のチャンスはない。

 

何と言っても若手の元気がいい。優勝の可能性のある力士を上げてみると、上から4勝0敗が琴奨菊、阿武咲、千代大龍、貴の岩、大栄翔と5人もいる。元気な3勝1敗は、北勝富士、大翔丸、貴景勝、荒鷲、遠藤と続く。阿武咲、貴景勝はまだ21歳の若手だ。高齢は33歳の琴奨菊1人だ。横綱休場を契機として新しいスタイルの相撲が生まれて欲しい。

 

最近の相撲取りは腹が大きい。その分だけが稽古が進まないようだ。結果として怪我が多くなり、休場する力士が増える。最近の怪我は食い太りと稽古不足、それに白星に対する執念の不足にあるようだ。相撲の取り方が悪いと怪我をする率も高くなる。稀勢の里や高安の怪我は、見ている者に疑問を抱かせる。玉鷲も怪我をしたようだが「歩ければ相撲を取る」。

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