平成29年1月23日(№7222) トランプ政権出発

トランプ政権出発

米国第一を絶叫するトランプ政権がスタートした。世界平和のために米国は在ると主張するのもかっこいいが、自分の国を第一と考えるリーダーは国民にとって好ましい。それにしても大統領就任の初日に支持率が40%というのはいかがなものだろうか。しかもワシントンでは反トランプのデモ隊が暴徒化し、200人を超える逮捕者を出し大混乱をさせた。

 

米国大統領の権限は予想外に大きく、少なくとも4年間はトランプ大統領の意志で物事が動く。喜ぶ農民もいるが、早速TPP離脱の宣言をした。何事も力で動かそうとする新政策に日本も難儀をしそうだ。トヨタも米国第一主義の指弾を受けたが、主義が貫けるものなら頑張って欲しい。何でもかでも異質のリーダーの足下に従うことは止めて欲しいものだ。

 

トランプ新大統領の演説は文字で読む限りそれほど違和感はないが、あの顔や態度で絶叫されると抵抗を感じる。「米国第一主義を推し進める。貿易や税制、移民、外交などでは、米国民の利益を守る観点から判断する。保護することで繁栄と力が生まれる」。この主張はトランプ大統領の新機軸ではない。米国はいつも強権を発揮し、弱い国をいじめてきた。

 

「自国産業を犠牲にし、外国に富をもたらしてきた。他国への支援の一方、米軍は劣化し、国内のインフラは荒廃した」。「雇用を米国に取戻し、国を立て直す。米国製品を買い、米国民を雇うことをルールにする」。認識の違いがはなはだしい気がする。こうまで自国をけなされると前大統領のオバマさんは納得できまい。雇用も過去10年大きく改善している。

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