平成29年1月26日(№7225) 四横綱は時代の転換期

四横綱は時代の転換期

大関稀勢の里が正式に横綱に昇進した。異論もあることだろうが日本人横綱の誕生を素直に喜びたい。四横綱になって頭でっかちの番付になるが、過去の歴史を考えると長く続かない。横綱の力が衰え始めるころに四横綱になる。初場所では三横綱が七つの金星を与えた。怪我などの理由もあるが残念ながら力が衰えたと感じる方が正しい。もちろん白鵬もだ。

 

その分だけ若手の白星が増え活気づく。高安や御嶽海の二桁勝利はその証しであろう。三十歳台の力士も健闘しているが、残念ながら横綱には届かない。横綱になれる若手は限られるが、高安、御嶽海、正代、勢、遠藤らである。来年の初場所あたりでは新横綱が誕生しそうだ。大関、横綱が弱すぎるだけに若手が活気づく。モンゴル時代も終わりに近くなった。

 

日馬富士は気力が溢れているが、何としても怪我が多すぎる。鶴竜に怪我はなかったが負けが込んで休場した。角界第一人者の白鵬の全盛期も終わった。初場所の四敗は致命傷に近い。高安に押し出されたのはともかくとして、前頭下位の貴の岩に押し込まれ土俵を割っては、千代の富士が貴乃花に敗れて引退を表明したが、同じ現象である。稀勢の里にも軽かった。

 

現在の三横綱は峠を超えている。金星を提供し続けても横綱を続けるのか、本人の相撲に対する理解力と気位次第である。高安は先場所の負け越しで一皮むけた。いま上り調子の御嶽海と共に今年中には大関に上る。琴奨菊のカムバックは期待したいが無い。照の富士も怪我の治癒次第だが、陥落する気配が濃厚だ。一横綱一大関時代が来ないよう強く願っている。

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