平成22年12月5日(No5099)  叱ってくれる人の有り難さ

叱ってくれる人の有り難さ

あることで愚痴めいたことを丸山正信さんに伝えたら、電話で厳しく「叱咤」された。もちろん「激励」を重ね合わせた四字熟語ではあるが・・・。重く受け止め反省している。改めて73年の人生を振り返っても、今回のような鮮烈な記憶はない。もちろん叱られたことはあったと思うが、受け止め方が違っていたのだろう。まだまだ未熟だなあ。

 

最近「人生講座」や「全体研修」で『論語』から学ぶ機会が多い。だが、頭では納得できても、なかなか行いに結び付かない。「知らざるを知る、それが真の知る」の境地には、限りなく遠い。どこかに驕りがあるのだろう。鍵山秀三郎さんをはじめ多くの師にご縁がありながら、どうしても甘えの心が抑えきれない。丸山さんの温かい鉄槌は、天の啓示だ。

 

論語は「知者は惑わず、仁者は憂えず、勇者は懼れず」。君子の条件として①「ものごとの道理(人として行うべき正しい道)をわきまえた知者」、②「人に対する愛情、優しさをもった仁者」、③「強い信念と決断力をもった勇者」を挙げている。思わず菅直人首相をはじめ、高い地位についている政治家の顔を浮かべる。いやいや他人事ではない。

 

現実にそうはいかないけれども「恥じることのないまっとうな生き方をしているなら、何も恐れることはないし、悩むことも、うろたえることもない」と自分に言い聞かせる。何事においても気負わず、平常心で取り組む。それには叱ってくれる人の存在が不可欠だ。明日から新たな気持ちで日々取り組む決意をしたが、まず「愚痴を飲み込む」ことから始める。

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