日々雑感~デイリーメッセージ~

平成24年1月16日(No5506)  期待はずれの野田改造内閣

期待はずれの野田改造内閣

不退転の決意で取り組むと野田佳彦首相の言葉は勇ましいが、せっかくの内閣の改造のチャンスなのに党内融和に右顧左眄している姿にがっかりした。目玉の岡田克也副総理は実力者風に見えるが、過去の経歴を見ても分かるように自分では何にも出来ない政治家だ。野田首相は一体改革と行政改革を担当させるつもりだが、さほど時間をおかずに行き詰る。

 

政権交代する前に一問一答を試みた経験があるが、シンプルなテーマなのにしどろもどろで答えられなかった。あの程度の能力で難局を仕切ることは出来ない。顔のことは言いたくないが、厳しいご時世の鉄火面は見る人の心を暗くする。国対委員長で失格だった平野博文氏を文科相に据えたのは筋が通らない。鳩山内閣の官房長官でも失格だった。

 

田中直紀防衛大臣がなぜ最適なのか、おそらく関係者はがっかりしたのではないか。もともと政治家としての能力がない上に、外交や防衛についての経験もない。対外的に問題が山積しているだけに、実力者を配すべきだが民主党には適材がいない。答弁能力のない大臣をひな壇に並べても、国会審議は前に進まない。もう少しマシな人間が居るのに。

 

野田首相の本質は真正保守の流れを汲むと承知しているから、今回の内閣改造では行財政改革、一体改革に猪突猛進するものと期待していた。いくら本人がその気であってもこの体制では前に進まない。党内さえまとめられないのだから、野党との議論が整うとは思えない。いずれにしても民主党は政権党としては未熟だったということか。ではどうすれば?