日々雑感~デイリーメッセージ~

平成24年1月18日(No5508)  まごころが実る

まごころが実る

例年のことながら12月から1月に掛けてリフォーム物件の動きが鈍い。例年のことと容認している雰囲気があるが、条件はどうあれ平均的な受注がないと経営は成り立たない。固定概念を取り除いて一工夫あるところではないか。月曜日の昼前、ノックした江原さんの顔が上気していた。「やりましたよ相談役!K幼稚園をゲットしました!」。

 

ほんとうに嬉しそうだった。トイレや教室の増築工事で総工費2350万円。便所は7~8年前のトイレ磨きからの懸案事項。当時すでに地盤が沈下し、危険な状態にあった。経営の事情もあったのだろうが、騙し騙し使っていた。トイレだけではない設備の改善や小さな営繕工事は、ひっきりなしに相談があった。時には礼状をどう書こうかと困る物件も…。

 

手間の割には報われない。利益も得られない。それでも不満一つ言わずに幼稚園の役に立ってきた。経営が楽であればこんなことはないだろうが、どんな仕事も競争が厳しく無駄なお金は使えない。今回の受注は得がたい商売のモデルケースだ。顧客の役に立つ! そのことを最優先で尽くしていればいつの日か報われる。この経験は得がたい財産になる。

 

帰りの挨拶のとき「今夜は祝杯を挙げますよ」。一日に二度も嬉しそうな顔を見せて貰った。厚い雲の中からちょっぴり太陽が顔を覗かせた一瞬である。K幼稚園の理事長の誠実さも有り難かった。大型工事でありながら、おそらく相見積もりは取らなかったと思う。長年、尽くし続けた江原さんの人柄に報いてくださったものと受け止める。感謝でいっぱい。