平成26年7月4日(No6406)   はがきで見る消費税増税の影響

はがきで見る消費税増税の影響

消費税増税による駆け込み需要のプラスがあり、反動落ち込みのマイナス、それに復活はいつごろなどと論じられているが、それはあくまでもよそさまのことであってわが社のことではない。いろいろな角度で見方はあるが、今回ははがきの数で勝手な分析をしてみた。お客様からのリフォームの相談や契約のときは、すべて手書きの礼状を書かせていただく。

 

今期に入ってはがきの枚数は、10月496(97),11月522(53),12月505(45),1月532(72),2月554(55),3月 436(56),4月458(66),5月486(48),6月458(70)となっている。()内は「相談」「契約」のお礼状の枚数。相談があっても契 約に至らない物件があるから2分の1ではない。この数字で見る限り駆け込み需要は10月の1ヶ月のみ。

 

11月は大きなイベントに全力を注入したため、営業活動が落ち込んでいる。12月は年末を控えいつもと同じように商談は減る。1月の数字が上がったのは最後の駆け込み需要を示している。さすがに2月と3月は平常に戻った。4月の数字は反動減とは無関係だ。5月はゴールデンウィークのため実働が落ちる。6月は平常月を超えてきた。復活かどうかは不明。

 

相談や受注の件数にさほど反動の影響は見られないが、契約金額は小型になり落ち込んでいる。過去の不況の時の例から考察すると、契約金額は落ちても契約件数が維持できていれば復活は早い。過去のデータで判断するのが正しいかどうか分からないが、大きな間違いはない。個人が営業をして契約に結び付けるよりも、相談が来る仕掛けをする方が確実だ。

 

データは売り込みの活動より、需要を喚起することで良質の受注が増えることを示している。新しい傾向が顕著に見える。

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