平成26年8月19日(No6452)   墓地の過疎化

墓地の過疎化

今年は13~14日と例年より一日早くお墓参りを済ませたが、墓碑が撤去された空地が多いのにびっくりした。一坪くらいの広さであるがきれいに整地され 「販売中」「貸出中」の看板が目立つ。少子高齢化もここまで来たかという感じ。比較的大きな「呉霊園」や「高陽墓苑」に空地が目立つ。住まいは都会、先祖が眠る墓は地方で墓参の足が遠のくのか。

 

墓地を草に埋もれさすよりは、先祖の慰霊は永代供養、管理は共同墓地となるのかもれない。わが家では父母や祖父母の墓まではキチンとしており、先祖代々の墓碑は10基ほど祀ってある。ご多分に漏れず手入れが不十分でご先祖様に申し訳ない。60坪と広いものだから手入れも簡単ではない。その上、屋敷も荒れ放題で何とも痛ましい。手の施しようもない。

 

先祖のお祀りは長男の責任としてこれまで務めてきたが、わが子たちが我々夫婦の墓を建ててくれそうにもない。自分たちが眠る墓は自分たちで始末をしておきたいが、やがて草に覆われるのは必至である。各地のお墓参りの度に墓地を回りながら、どのような墓を建てるか検討しているが結論に至っていない。残された時間はそう多くないので決めておきたい。

 

最後の責任として先祖と子孫の間を取り持ちたい。ささやかな財産は墓地の管理をしてくれる誰かに、全てを委ねたいと考えている。週末のUターンラッシュは郷里でご先祖を拝む「お盆」が生きている証しだ。もしも閑散とするようになれば、もはやこの世は終わりだ。せめて「お盆」くらいは帰省のUターンラッシュで高速道路を埋めてもらいたいものだ。

 

今年は初盆の白い灯籠が目立った。わが家でも親戚の2名を見送った。友人たちも少しずつ目立たぬように旅立っている。

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