平成27年5月7日(№6713) 真っ赤に燃える
真っ赤に燃える
ゴールデンウィークの最終日、広島市信用組合にご招待いただき広島巨人戦を観戦した。この試合はシシンヨーのスポンサードゲームで球場周辺はシシンヨーののぼり一色だった。芸備線を利用してマツダスタジアムへ行くのだが、工事中の広島駅が徐々にその姿を表しており変貌ぶりに驚いた。先日まであった芸備線の昇降エスカレーターがなくなっていた。
マツダスタジアムへは南口の改札を通るのだが、一年ぶりのことたから道に迷ってしまった。デパートの各店はおしゃれに変貌しており飲食街も姿を変えている。一度ゆっくり歩いてみたい。広島駅の向かい側にある老舗の福屋百貨店の売上に影響がありそうだ。南口を一歩出ると見慣れた風景だが、戦後70年も広島の台所を支えてきた公衆市場が消えていた。
マツダスタジアムまでは約1000歩、ファンの群れで真っ赤に染められた。広島カープの観客動員数アップは12球団のトップで32,8%増。驚くべき黒田効果である。人気球団の巨人や阪神も遠く及ばない。試合は巨人のエース菅野が打ち込まれ、広島の若手が活躍し4対1で三連勝した。巨人は主力の阿部、坂本、長野を欠きおかしな選手でお茶を濁していた。
試合に先立ちシシンヨーの山本理事長が始球式を行った。古希を前にしているはずだが、それを全く感じさせない若々しいフォームだった。お見事なストライクで満員の観衆から大きな拍手を浴びていた。試合中何度もシシンヨーのスポンサードゲームの紹介もあり、32000人のファンに宣伝効果は満点だった。費用の額は分からないが見事なお金の使い道だ。
残念ながら疲労が激しく五回で球場を後にした。あらためて加齢を実感した。休日はおとなしくしているに限る。大反省。